「ブルーピリオド」は講談社アフタヌーンで連載中の人気マンガで、ズバリ美術がテーマのスポ根マンガです。
スポーツアニメは数知れずですが、美術や絵をテーマにしたアニメはなかなか珍しいですね。
”ブルーピリオド”というのはピカソに由来する言葉で、元々はピカソが青春時代に描いた絵の画風の事を差し、そこから転じて苦悩や葛藤を持つ青春時代の事を表す言葉になったようです。
数々の賞を受賞してテレビアニメもスタートしている人気マンガです。
ストーリー
成績優秀で世渡り上手な高校2年生・矢口八虎は、悪友たちと遊びながら、毎日を過ごしていた。
誰もが思う“リア充”……そんな八虎は、いつも、どこかで虚しかった。
ある日、美術室で出会った1枚の絵に、八虎は心を奪われる。
「絵は、文字じゃない 原語だから」
絵を通じてはじめて正直な気持ちを表現できた八虎は、
美術のおもしろさに目覚め、衝動のままに
スケッチブックへ向かっていく。
そして八虎は、ついに進路を固める。
「第一希望 東京藝術大学」
実質倍率200倍、
入学試験まで、あと650日──!
国内最難関の美大を目指して青春を燃やす、アート系スポ根物語、開幕!
テレビアニメ
[原作] 山口つばさ
[総監督] 舛成孝二
[監督] 浅野勝也
[シリーズ構成・脚本] 吉田玲子
[キャラクターデザイン] 下谷智之
[美術監督] 仲村謙・金子雄司
[美術設定] 緒川マミオ・中島美佳
[撮影監督] 服部安
[色彩設計] 歌川律子
[3DCG監督] 大見有正
[編集] 関一彦
[特殊効果] 福田直征
[音楽] 井上一平
[音響効果] 小山健二
[音楽プロデューサー] 酒井康平
[音楽制作] DMM music
[音響監督] 菊田浩巳
[制作] Seven Arcs
受賞歴
マンガ大賞2020
2019年このマンガを読め!
2019年マンガ大賞
2019年このマンガがすごい!
2018年TSUTAYAコミック大賞
ネクストブレイク部門
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感想
成績は優秀だが周りのいわゆる落ちこぼれ的な仲間達となんとなくダラダラと過ごす毎日に違和感を覚えながらも自分が何をしたいのか分からずなんとなく生きていた主人公が
美術の授業で自分が描いた一枚の絵をきっかけに美術の魅力にハマりそこから美大の最難関である東京藝術大学を目指していくのですが
絵の勉強ってそんなに突然できるもの??とか思いながらも、今までそこにちゃんと接してこなかった私からすると一つ一つの美術にまつわる情報自体が全く知らない事ばかりなので面白いし、このマンガ全体のトーンがしっとりとしていて心地いいです。
まだ読んだことのない方は、美術という観点でも新たな引き出しになると思うので、是非手に取ってみていただきたいです。
最後に
マンガはアプリで気軽に読める時代です。
なるべくお金をかけずに行きたいですが、僕は読みたいものは我慢せずに課金して一気に読み切ってしまいます。
作品から得る知識もあれば、人との会話のきっかけにもなり、インプットにお金を使う事には躊躇せず必要経費として考えています。
でも、スーパーで野菜を買う時はちゃんと値段を見比べて安いものを買います笑
マンガ作品は芸術です。
映画を見る、音楽を聴く、と同様にちゃんとお金を払う事が、映画でいう監督、音楽でいうアーティスト、マンガであれば作者や出版社への敬意だと私は思っています。
そう言う思いが今後の文化を守り、良い作品が産まれることに繋がっていると信じて!
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